さや取り手法(平均回帰)

このページで解説する手法は、さや取り投資で一般的に行われている『平均回帰』の手法です。

さや取り投資も奥が深いので詳しく知りたい方は、参考書籍で学習してください。

MT4サヤ取りマスターでは、ツールの提供のみ行っております。

手法に関するお問合せは受け付けておりませんので書籍等で学習をお願いいたします。

銘柄選定のポイント

以下の条件をなるべく満たす銘柄がさや取りに適した銘柄です。

①相関係数は80%以上を推奨

 

②時間軸は日足が最も勝ちやすい傾向 ※他の時間軸も周期性はあります。

メモ

MT4サヤ取りマスターは、MT4で表示できる全ての時間軸を表示できます。

M1(1分足)~MN(月足)まで表示可能です。

 

③2銘柄は関係性のある業種にする

  1. 同じ業種の株価
  2. 株価指数×株価指数の採用銘柄
  3. 原油×原油関連銘柄
  4. ETF×関連銘柄
  5. 株価指数CFD×株価指数先物
  6. 同じ銘柄の限月違い ※複数の限月を設定している先物のみ該当
  7. 関係性のある国の為替

など

1.同じ業種の株価

米国のIT企業「Microsoft」と「Apple」の組み合わせ

日本の自動車企業「トヨタ自動車」と「日産自動車」など

2.株価指数×株価指数の採用銘柄

日本の株価指数「日経225」と「日経225採用銘柄のトヨタ自動車」など

米国のハイテク企業の指数である「Nasdaq」と「Amazon」など

3.原油×原油関連銘柄

「WTI原油」と「コノコフィリップス」などの石油メジャーの銘柄の組み合わせなど

4.ETF×関連銘柄

米国の「S&P500のETF」と、「S&P500のCFDや先物」などの組み合わせや

「金のETF」と「金の先物」などの組み合わせなど

5.株価指数CFD×株価指数先物

「日経225のCFD」と「日経225の先物」などの組み合わせなど

6.同じ銘柄の限月違い

原油の3月限と4月限の組み合わせなど

※複数の限月を設定している先物のみ該当

7.関係性のある国の為替

資源国関連で、AUDUSDとNZDUSDの組み合わせや、

地理的に近くて同じユーロ圏の経済圏で同じ通貨の動きになりやすいEURUSDとGBPUSDなどの組み合わせ

 

④ボリンジャーバンドが水平に近い形をしている

 

⑤±2σ or ±3σ~中心線を周期的に往復している

 

⑥サヤ比の高値・安値の位置が同じ水準

 

エントリーのポイント

±2~3σ付近からの反転でエントリー

 

利益確定のポイント

中心線にタッチしたタイミングで決済

 

ロスカットのポイント

①価格によるロスカット

1年間±2~3σを超えて戻ってきた山谷平均値幅÷

 

②保有期間によるロスカット